11月2日 悪い思いがでてきた時には マルコ7章14~23節
①はじめに 罪に関して 皆さまおはようございます。11月第一主日の礼拝をささげます。 キリスト教会に行くとよく耳にする言葉があります。そのひとつは、「愛」という言葉です。 もうひとつは、「罪」という言葉です。もしかすると、皆さんの知り合いの中には罪人呼ばわりされて、頭にこれらた方をみたという経験もあったかもしれません。 たしかに罪という言葉は、心地よい響きをもっていません。ある説によりますと、「罪」 という言葉は、「つつみ」という語がつまった言葉だそうです。 罪は、自分の不始末を包み込んで、自分に都合のいいように処理しようとするものです。アダムとエバは、神との約束を破ったために、神から遠ざかり、神から隠れることによって、 自らのおかした罪を隠蔽しようとしたのです。人は、自分の都合によって、多くの神々を作り、真の神に対しては自分の罪を包み隠し、勝手な生き方をしているのではないでしょうか。 反面、人が真理を求め、自分や他人に誠実に生きようとしたり、真の神を求め、神に誠実であろうとすると、必ずといっていいように、自分がどんなに罪深く汚れている存在





